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ニシキガメ ― Chrysemys picta (Painted Turtle)の飼育 ― ダレル セネーク
(Translated by Yasunori Tanaka)
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そして、交雑種

このケアシートは、ニシキガメの一般的な飼育方法です。最適な飼育方法を確立する為には、更なる研究が不可欠です。
カメ愛好家の方々の多くが、子供の頃から、カヌーで流れの遅い河川を下ったり、静かな湖を横切ったりしたときに、ニシキガメの子ガメを見つけたという、好ましい思い出があることでしょう。これらの小さなカメはキャンプ旅行の宝石でした。そのカメたちの輝いた目、皮膚に黄色のライン、そして美しい模様のある腹甲のため、どの子供にとっても、その手にあれば宝物でした。古くから決まって、家に持って帰られたそれらのニシキガメは、数週間か数か月で死んでしまうという結果に終わっていたのですが、こんにちの知識や技術で、ニシキガメを飼おうとする人が、いくらかの基本的な要求を提供しようという意欲がある限りでは、簡単に飼えるカメになりました。適切な飼育ができるようになり、ブリーダーがもたらしてきた成功例が増えてきたことに関連して、これらの宝石が人工飼育下で生まれた個体群の中から購入できるようになりました。
ニシキガメの屋内飼育 : ニシキガメを屋内で飼育するのに、最も便利な方法は、水槽を使うやり方でしょう。子ガメには水深を7.5~15cmにして、水槽の片側には岩を組んで甲羅干しの為の場所を作ります。子ガメにとっては、20ガロン水槽、つまり75cm×30cmの大きさが適当です。カメが大きくなるにつれて、飼育環境も大きくしなければなりません。ニシキガメは全て、泳ぐのが非常に上手なので、水深が深いからといって、カメが成長するのに危機的な要因になることはありません。成体のカメは大きさが10cmから20cmに達することもあるのですが、そのサイズであれば、20cm~60cmの水深がちょうどいいでしょう。
水質は非常に重要です。少しの時間とお金をかけ、適当な濾過器を買えば、水棲ガメに伴う多くの問題が防げるのです。
私たちはニシキガメの成体には、簡単に掃除ができる上、最高の水質が得られる、筒型の外部式濾過器をお勧めします。子ガメには水深の関係上、良い濾過器を取り付けるのが難しくなりますが、こういった場合は潜水式のフィルターか、パワーフィルターを用いて、必ず水を頻繁に替えて下さい。
金物屋にあるような、反射板のあるクリップのついたランプを、飼育環境の一角に、取り付けて、人工的な甲羅干しの施設を作ってやりましょう。
これは飼育設備の、甲羅干しする場所が、32度かそこらになるように設置しましょう。 飼育環境には、UVB(中波長紫外線)が浴びられるように、フルスペクトルの蛍光灯も取り付けなければなりません。UVBは、ビタミンD3(カルシウムの代謝に不可欠)の生合成に欠かせません。この光線を設置するより、水銀ランプのほうを選ばれるのであれば、それは甲羅干しのための熱とUVBの両方の要求を満たします。実際の水草か、人工のそれを植えておくと、カメに安心感を与え、隠れるスペースにもなります。
ニシキガメの屋外飼育
:
外敵が入れないようにした屋外は、屋内での飼育を超えた、たくさんの利点があるので、暖かい時期は、選択肢の一つとしてじっくり考えてみるべきです。安全な飼育場所に子供用のプールを地面に埋め込んだものが実用的です。大きめの池に高級な濾過装置をつけたものは、皆様のニシキガメの住まいに、壮観な眺めを演出します。
餌 : 皆様の飼育しているニシキガメに、餌を与えすぎないようにしましょう。私は、成体であれば週にたったの2回か3回、急速に成長する子ガメには、毎日か隔日の餌やりをお勧めします。ニシキガメは野菜類や青もの、例えばマスタードグリーン(カラシナ)や、カブの葉、タンポポ、ホウレンソウ、ニンジン、ズッキーニやいろいろな水生植物、例えば、アオウキクサ、ウォーターレタス(ボタンウキクサ)、ホテイアオイなどを食べるものです。ニシキガメは他に、昆虫やイモムシ、そして魚も食べるものです。こんにち、商業的にカメの餌として市場で売られているものの多くは、ニシキガメへの栄養補助の為の餌として、とても優れています。
追加的にカルシウムの栄養補助を行なうのは不可欠です。粉末カルシウムは全ての餌に振り掛けてもいいです。もし屋内飼育の個体ならカルシウムと一緒にビタミンD3も入っているものを、屋外飼育の場合はビタミンD3なしでカルシウムを与えることをお勧めします。イカの骨も、欲しがるのであれば、それを与えて かじらせることをお勧めします。
これらのカメは、自然界では冬眠します。冬眠をする種には、安全な冬眠のさせ方を慎重に研究してから、その設備を整えましょう。
様々なカメの飼育の研究は、まだ進行中であることに注意してください。新しい情報が手に入れば、我々はその情報を、World Chelonian Trust(ワールド・ケロニアン・トラスト、www.chelonia.org )で公開していきます。カメを真剣に飼育している人は、同じカメを飼育している他の人からの援助を受けられることが、役立つものであることに気づかれています。飼育については、我々のメールコミュニティー(英語)で討論できます。そしてそれに参加するには上記アドレスからアクセスしてください。どうか我々と連絡を取り、World Chelonian Trustのメンバーとなられて、多くの益を得てください。
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