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Tortoise - Geochelone elegans
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Chris Tabaka DVM and Darrell Senneke
印度星龟
- Geochelone elegans
(GB)
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Chris Tabaka DVM and
Darrell Senneke
印度星龜
- Geochelone elegans (Big 5)-
Chris
Tabaka DVM and Darrell Senneke
Sternschildkröte - Geochelone elegans
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Chris
Tabaka DVM und Darrell Senneke
별거북
(Geochelone elegans)
- Chris Tabaka DVM and
Darrell Senneke
Żółw gwiaździsty (Geochelone elegans)
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Chris Tabaka DVM and Darrell Senneke
Special thanks to Hidde Shimoyoshi for translation help
このケアーシートは一般的な飼育方法です。
ベストな飼育方法を確立するためには更なるリサーチが必要であることを前提としてください。
ホシガメはその放射状の星のようなパターンを持つ甲羅がとても美しく、動物園や個人コレクターの間で鑑賞用動物として飼育されています。 このリクガメを背丈の高い草のなかに置くと、そのパターンが日光と草のかげが絶妙なカモフラージュを作り出していることがすぐにわかり、またその生息環境がどのようなものであるか理解することができます。
ホシガメの甲羅はスムースなものからかなり甲板に凹凸のあるもの(ピラミッド状の甲板)まであります。 この自然にできたピラミッド状の甲板の理由は定かではありませんが、筆者は、ひっくり返された時に、割と楽にもとに戻れるのに役立っているのではないかと思っています。 この自然なピラミッド状の甲板による傾斜は平らな草原では実に役立っているとおもわれます。 もし、大きく盛り上がった甲羅や、でこぼこなホシガメの生存率が高いとすれば、このピラミッド状の甲板が自然淘汰されていると考えられます。 ホシガメはオスメスによりだいぶ大きさが異なり、メスはオスよりもかなり大きくなります。 典型的なオスのサイズは甲羅長 (SCL:Straight Carapace Length)が20cmくらいですが、メスは30cmくらいになります。
この種はスリランカを含むインド圏に生息します。
少なくとも3種類の亜種が確認されており、また将来的には、さらにいくつかの亜種に分類されることが確実です。
インド北部の固体はかなり大きく、また比較的甲羅の下地色が濃い色をしています。
南部の固体は小さめで、またコントラストのより強い、はっきりとした模様があります。スリランカの固体はインド南部の固体に似ていますが、かなり大きくなり、またさらに黄色身のつよい星状パターンがあります。
ホシガメ(Geochelone elegans )は森林、草原、砂漠などさまざまな条件の生息地に見られますが、それら生息地でひとつ共通なのは、一年のうち一時期は非常に乾燥しているということです。 ホシガメは常にじめじめとした高湿度には耐えられません。 また低温高湿度はなおさら問題です。
ホシガメの室内飼育- 最も一般的なのはいわゆる「タートルテーブル」型の飼育環境です(訳者注:ディビッド カークパトリックというカメの研究者が考案した飼育用ケージ、(How to Build an Indoor Land Turtle Table by David T. Kirkpatrick Ph.D )。 「タートルテーブル」は後ろ向きに倒した本だなのようなもので、こガメには縦60cm x 横60cm が適当な大きさです. もちろんカメが大きくなるにしたがってさらに大きな物が必要となり、成体には少なくとも120cmx 120cmほどの環境は必要となります. 「タートルテーブル」の底部にはエサの残りや水を排出できるような穴をあけると良いでしょう. また産卵用の砂箱もここに取り付けることになります.
水飲み用の皿はカメがいつでも好きな時に水に入れるように大きな物を用意します.これはおぼれないように浅いものでなくてはなりません.おおきな固体には、写真用プリント用のトレイを使うとよいでしょう。 床材にはガーデニング用の土と砂、または杉のバークを混ぜたものが適していますが、筆者は乾燥させた芝生が、良いと思っています。 乾燥芝は管理しやすく、またカメの餌にもなります。もし床材に砂を用いた場合は、餌を直接床に置かない方がよいでしょう。もしカメが砂を飲み込むことがあれば、腸にたまり詰まったりまた、それがもとで死んでしまうこともあります。 砂のない餌場をあたえましょう。
飼育場にはクリップオンタイプのランプなどでバスキングできる場所を作ります。 このバスキングスポットはおよそ35‘c前後に保ちます。 たUVB(290nmから320nm波長)の紫外線ランプも必要です.UVB光線は体内でのビタミンD3の生成に欠かせることが出来ません。出来るならば水銀ランプ系のものが、バスキング、紫外線両方の条件を満たすのでお勧めします. ランプから離して、隠れられるように、また体温を下げられるように、箱を置くと良いでしょう.
ホシガメの室内飼育- 外敵さえ防げれば、屋外飼育は室内飼育にくらべて多くのメリットがあり、暖かい時期には是非そとで飼う事をお薦めします.特に常に草を食む習性を考えると、天候が許す限り外で飼うべきでしょう。 たくさんの植物、紫外線を与え、カメの自然な行動を見ることができれば、屋外飼育の価値はわかると思います。
エサ:
ホシガメは草食性です。 このカメは大量、多種の繊維質の草や雑草、またチャンスがあれば葉っぱものも食べます。 エサは繊維質で低たんぱく質、高カルシウムのものが消化も良く、適当な成長速度を保証します.スーパーマーケットで手に入る野菜に過度の頼るのはあまりよくありません。 そういう野菜は人間用に作られた物なので、繊維質が十分でなく、残留農薬の問題もあり、 また糖分が多すぎます。 動物の死骸などの蛋白質を見つけると、ホシガメはかなり貪欲に食べることがありますが、餌としては動物性蛋白質ものを絶対に与えるべきではありません。キャットフードやドッグフードを与えると腎臓病や膀胱石がたまり、死んでしまいます.ホシガメは芝生などの下草を常についばむ習性があるので、飼育環境でもそのような環境を真似てつくるべきでしょう。フルーツはああたえるとしても、極々わずかにしてください。
お勧め:
各種しばふ(ティモシー、バーミューダ)
葉っぱもの (タンポポ、クローバー、エンダイブ、ぶどうや桑の葉っぱ、各種雑草など)
針をぬいたサボテン
またカルシウムの補足は不可欠です.こな状のカルシウムをエサにふりかけると良いでしょう.室内飼育であればビタミンD3入りの、屋外飼育であればD3なしのカルシウムが良いでしょう.イカの骨などもかじる事ができ、またマルチビタミンの補足もお勧めします.
この種は冬眠はしません。冬場はその大きさに関わらず、常に室内で暖かく保ちます。
注意: ホシガメをその生息地いがいで飼うにはかなりの努力が必要です。 このカメは最適条件で飼わないと呼吸器系等の病気にかかりがちです。 またよく他の種が持っているマイクロプラズマなどの微生物などによく病気に弱く、絶対に多種とは隔離する必要があります。 たとえば、同様な飼育条件が必要なヒョウモンリクガメなどは一見ではわからなくてもこのような微生物のきゃりあーであることがおおく、いっしょに飼えば、短期間でホシガメが死んでしまうこともあります。
このカメは冬眠をしません。 冬場には暖房の整った設備が必要です。 このカメは乾燥していれば、かなり低温でも大丈夫ですが、じめじめした低温には 耐えられません。
水棲ガメ、リクガメの飼育方法はまだ確立されたものではなく、その研究はいまでも続いています. 何か新しい情報が入り次第、ワールド セロニアン トラストの ホームページwww.chelonia.orgで公開して行きます.他のカメ飼育者同志の情報交換はきっと役に立つと思います。飼育方法なのについては私達のメールコミュニティーで討論できますので、ホームページより登録して下さい.メンバーの特典などのご質問があればおしらせください。
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